課題をやれない中学生①
課題をやらない、やれない生徒が以前よりも増えている傾向にあるように思う。
いろいろな要因があるし、データを取っているわけではないので、私の思い違いなのかもしれない。
しかし、私の憶測・経験から好き勝手に書かせてほしい。
私が思うに、可処分時間の奪い合いの中で、学習が圧倒的に負けているように思う。
(可処分時間=自分が使える自由な時間)
1日24時間あるとして・・
睡眠8時間
学校8時間
その他3時間(食事・身支度・移動など)
残りは5時間程度になる。
この中で、部活・習い事・学校の宿題などすべき事を除いたものが可処分時間となる。
この残り数時間を
家族,友達,TV,本,マンガ,game,youtube,LINE,Twitter,TikTok,Netflixなどで奪い合うことになる。
この中に「自分のために行う学習」が入る余地があるのだろうか・・・
・・・難しすぎませんか?
特にスマホから得られるコンテンツのSNSは、1分1秒でも長くスマホの前に張り付けられるように設計されている。
行動心理学を徹底的に学んだプロフェッショナル達が束になって、あなたの時間を奪いに来ているのです。
無防備な中学生なんて、そんな大人達に勝てるはずがありません。
生徒に聞いても、「TikTok は沼」「平気で1時間見ちゃう」「LINEは手放せない」なんて言っています。
今の中学生の時間は知らず知らずのうちに奪われているのです。
その結果勉強をやる時間が無くなっているのです。私はそう思っています。

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